パーソナルコーチングを受ける(4)
2020/02/24
マネジャーのコーチングではどんなテーマで話し合うのでしょうか?
多くのマネジャーが日頃意識していることは、チームの成果のことと部下育成のことなど業務に関することです。
・チームビジョンをつくりチームに浸透させる
・会社の方針や目標を部下に徹底する
・チーム力をあげる
・部下を育成する
・部下との会話をよりよくする
・部下同士の連携をよくする
・部署を超えた連携を改善する
・キャリアビジョンをつくる
・部下のキャリアサポートをする
・残業を減らす
これらがマネジャーから挙げられる代表的なテーマですが、その人なりのプライベートなテーマを持ち込んでもらっても大丈夫です。
どのようなテーマであっても、コーチが一方的に何かを教えたりアドバイスしたりすることはありません。コーチはマネジャーに質問したりフィードバックをしたりすることで、マネジャーが自分自身を俯瞰したり視点のヌケモレに気づいたりして、行動の選択肢を増やし「本当にやりたいこと」に意識を向けていきます。マネジャー自身の中にある “そのマネジャーなりの答え” にたどり着けるように支援していきます。マネジャーは実際に行動してみて、うまくいけば自分なりのノウハウを身につけることになります。例えうまくいかなくても “うまくいかない方法” を知ることになるわけですからこれはこれで貴重な宝物です。次のセッションで改めて行動を振り返り別の方法を考えます。そして新たな方法を試します。その繰り返しすることでマネジメント力は確実にアップしていきます。