パーソナルコーチングを受ける(2)
2020/02/10
コーチングは誰にでも効果があるのでしょうか?
前回コーチングを受けるメリットについて書きましたが、どんな人にも効果があるのでしょうか?
コーチングは、クライアントが目標を明確にし、目標達成を通して自己の成長を図ることを目的にしています。コーチとクライアントの関係は、クライアントの目標達成や自己成長に向けてお互いが協力し合う対等な関係です。
“コーチ” という名称から技術や精神を鍛えるスポーツなどのコーチ像をイメージされる方もいます。そういう上下的な関係ではないので、コーチに任せておけば目標達成に導いてくれるだろう、という依存的な考え方では残念ながらコーチングはうまく機能しません。以下にコーチングで成果が出やすい人、出にくい人の特徴をまとめました。
■コーチングの成果が出やすい人の特徴
・よりよくなりたいという向上心がある
・他者の意見を素直に聞くことができる
・自分の内面に目を向けて、そのことを素直に表現できる
・良いと思ったらまず行動してみる
・行動を通して気づきや学びを深めることができる
・自分との約束やコーチとの約束を守る
■コーチングの成果が出にくい人の特徴
・自分が変化することに強い抵抗感をもつ
・自分の考えにこだわり、自分のものさしだけで判断しがち
・自分の内面に目を向けたがらない
・行動する前からあきらめたり、出来ない理由ばかり言う
・依存心が強く、自分以外に責任転嫁しがちである
・自分自身やコーチとの約束を後回しにしがちである